フロントランナー⑥ 松井 美佑紀さん

2021-03-17

地域の黒子のような
存在になりたい

松井 美佑紀

一般財団法人学びやの里

元小国町地域おこし協力隊、一般財団法人学びやの里職員。小国町の移住相談窓口にて移住相談を担当し、6年間で約120名の移住をサポート。

これまでのむらづくり活動は?

大学生のころからまちづくりに興味があり、学びやの里で開催された「九州ツーリズム大学」に参加しました。そこで地元の面白い人々との出会い、阿蘇・小国町の景色に魅了されました。社会人になってからもたびたび訪れていましたが、協力隊への応募を機に移住を決心。
 「私自身がこんなことをしたい」という思いより、「地域の人が喜んでくださること・ニーズがあることを実行したい」という気持ちが強く、地域の黒子のような存在になりたいと思っています。ラジオ番組や移動カフェ、「足湯カフェ」などを企画して運営してきました。

今後、取り組みたいことは?

以前、杖立温泉にある足湯を活用した「足湯カフェ」を開催しましたが、観光客の方だけでなく、地域の方にも好評でした。なかなかイベントの企画・開催については判断が難しい状況ですが、足湯カフェの良さを残しながら、新たな形での再開を模索しています。
 地域のみなさんと一緒にわくわくできることを考え、実現していきたいですね。

塾での学びが役立ったことは?

協力隊に着任したばかりのころは、熊本県内で地域づくり活動を行っている人はたくさんいるものの、バラバラに活動しているのだと思っていました。でも、むらづくり塾やさまざまな会などでお会いした人が「知り合いの知り合い」だったということも多く、横のつながりがあり、ネットワークができていることに気づきました。
 他分野の方とも知り合うことができる場があるのは、すてきなことだと思います。

Message ~これからむらづくり活動を考えている方へ~

簡単なことに聞こえるかもしれませんが、「挨拶」をすることが大事だと思います。挨拶をしっかりとするだけでも、いろんなことがスムーズにいって、自分が実現したいこともできるようになってくると思います。

ご連絡はこちら

一般財団法人学びやの里:0967-46-5560