フロントランナー㉘ 野村 侑加さん | 熊本むらづくり

フロントランナー㉘ 野村 侑加さん

2025-02-27

「だいすきなUTOの魅力をはっしん!」

野村 侑加

うと歴史観光案内人の会

宇土市健康福祉館あじさいの湯 勤務
うと歴史観光案内人の会 所属

これまでのむらづくり活動は?

職場で宇土市の観光地や食事処、特産品など購入できる場所を尋ねられる事が多く、学ぶことができないかと【うと歴史観光案内人の会】に辿りつきました。

宇土市に点在する史跡や観光地を研修し、ガイド検定試験を受け正式なガイドになりました。

地域住民へ認知して頂くため令和5年宇土市教育委員会生涯活動推進課の人材バンク派遣に登録。

令和6年度から、まずは地域の方々に宇土の魅力を知ることで宇土を楽しむきっかけを作り、その中からガイドを目指す方を育成し、【うと歴史観光案内人の会】が活性化していって欲しいという考えから、ガイド募集方法を「ガイドになりたい人」と「歴史や観光地を学びたい人」と分けて公募しました。

今後、取り組みたいことは?

うと歴史観光案内人は有志の組織なので市とは別の組織ですが、ガイド依頼の窓口は商工観光課、ガイド養成講座テキストは文化課が行っており、少し特殊な組織形態です。

現在、活動メンバーが限られていますので、多くの依頼を受けるのは難しい状況です。

今後取り組みたいことは各地域の公民館で行われる「あおぞら学習」や「生涯学習」などコミュニティへ積極的に参加していきたいです。

自分たちの活動を地域の方へ知って頂き、地域への知識や理解を深め、互いに協力し合い、まちの活性化へ繋がっていければと考えています。

また熊本県の各地域で活動されるガイド組織と連絡を取り合い、交流しながら問題点や改善して良かったことなど情報交換しながら全体的な底上げに力を入れていきたいです。

塾での学びが役立ったことは?

基本講座では

〇 SNSのシステム、広報する上での活用方法
〇 観光資源・歴史的資源に付加価値をつけサービスをより魅力的に提供方法やホストとゲストの繋ぎ方。
〇 現地にある資源をより魅力的に発信するため地域を見つめ、他地域と比較すること。行政と民間の性格の理解。

この三つを学びました。

講座で得た情報をそのまま活用する事は難しいですが、自身の実情に合わせて学びを活かしながら活動しています。

また、アドバイザー派遣では多方面でご活躍の東川隆太郎様に現地でアドバイスをいただきました。

講話の中で特に心に残ったお話は、エコミュージアム「地域をまるごと博物館にする」です。「地域に住む私たちが地域資源の魅力に気付き、楽しみながら発信、交流、伝え、守っていく。地域に住む人々も語り部として大切な遺産(記憶)なんだよ。」という言葉が胸に残りました。

今後活動して行く上で大切な心構えができたと思います。

Message ~これからむらづくり活動を考えている方へ~

今の活動を始めて二年。まだまだ分からない事が沢山ありますが、分からない事があれば分かる人へ尋ねる。できないことがあればできる人を頼る。新しいことへ挑戦、初めの一歩を踏み出す。全部東川様の受け売りですが私もそのとおりだと思います。

この講座の情報を知ることができたのも市役所に「熊本むらづくり人材育成塾」のリーフレットがあったお陰です。活用できるものはドンドン活用し、活動の糧にしましょう!