津﨑　淳

at.

これまでのむらづくり活動は？

飲食業を２０年以上勤めています。現在は「at.」という名で独立し出張料理人として活動しています。料理を通して、地域の食材や郷土料理など食べたり知ったりする機会が多く、その地域の魅力を感じてきました。またその反面、後継者不足や食べられるけど規格外で捨てられる食材、地元の一部しか知らなくなった郷土料理など、どうにかできないかなどと考えるようになりました。
今は先に紹介されたデザイナーの森山君と組んで、自分らでできることがないだろうかと少しずつですが活動しております。現状では規格外の食材を加工し商品化に向けて進めている一方で、自治体に活動報告や意見交換し自分らでできることを考えています。

今後、取り組みたいことは？

その地域の人達や生産者の方と話す機会が多くなりました。最初は規格外のものを加工して商品化しようと取り組んできましたが、その地域の方の話を聞き歴史を知ることによってその地域課題をどう解決し今後につなげていくかを考えるようになりました。商品を作ることだけでなく、その地域の方たちと一緒に取り組める活動をやっていきたいです。

塾での学びが役立ったことは？

むらづくり塾で一番の学びはいろんな人に出会えたことです。すでに活動している講師の方、これから活動する方、いろんな職種の方に会うことができ交流できたことはすごく良かったとおもいます。また、むらづくりをしている現地にも足を運び見学できたことも貴重な経験となりました。いろんな方の話を聞いたり、アドバイスを頂いたり、今後、自分の活動につながると思います。

Message　～これからむらづくり活動を考えている方へ～

自分では活動をするにあたり大きな一歩だと思いましたが、活動内容的には０～１の段階で、１になるように考え行動しているところです。すごく時間がかかることだと実感してます。自己満足の部分もあります。本当に必要なことなのか常に考えます。
自分の思いとは裏腹に、思った以上に大変なことばかりです。ですが、みなさんがこれから取り組もうとしていること、考えていることはすごく価値のあることだと思います。お互いに頑張っていきましょう。