フロントランナー⑥ 松井 美佑紀さん
一般財団法人学びやの里
元小国町地域おこし協力隊、一般財団法人学びやの里職員。小国町の移住相談窓口にて移住相談を担当し、6年間で約120名の移住をサポート。
これまでのむらづくり活動は?
大学生のころからまちづくりに興味があり、学びやの里で開催された「九州ツーリズム大学」に参加しました。そこで地元の面白い人々との出会い、阿蘇・小国町の景色に魅了されました。社会人になってからもたびたび訪れていましたが、協力隊への応募を機に移住を決心。
「私自身がこんなことをしたい」という思いより、「地域の人が喜んでくださること・ニーズがあることを実行したい」という気持ちが強く、地域の黒子のような存在になりたいと思っています。ラジオ番組や移動カフェ、「足湯カフェ」などを企画して運営してきました。
今後、取り組みたいことは?
以前、杖立温泉にある足湯を活用した「足湯カフェ」を開催しましたが、観光客の方だけでなく、地域の方にも好評でした。なかなかイベントの企画・開催については判断が難しい状況ですが、足湯カフェの良さを残しながら、新たな形での再開を模索しています。
地域のみなさんと一緒にわくわくできることを考え、実現していきたいですね。
塾での学びが役立ったことは?
協力隊に着任したばかりのころは、熊本県内で地域づくり活動を行っている人はたくさんいるものの、バラバラに活動しているのだと思っていました。でも、むらづくり塾やさまざまな会などでお会いした人が「知り合いの知り合い」だったということも多く、横のつながりがあり、ネットワークができていることに気づきました。
他分野の方とも知り合うことができる場があるのは、すてきなことだと思います。
Message ~これからむらづくり活動を考えている方へ~
簡単なことに聞こえるかもしれませんが、「挨拶」をすることが大事だと思います。挨拶をしっかりとするだけでも、いろんなことがスムーズにいって、自分が実現したいこともできるようになってくると思います。
一般財団法人学びやの里:0967-46-5560
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