人と人、企業と企業がつながり
生み出された価値を世界へ発信

これまでのむらづくり活動は？

　もともと会社員でしたが、2015年から菊池市で地域おこし協力隊になりました。当時10名いた協力隊のメンバーと共に、移住定住の促進を目的に、空き家の調査や紹介、移住相談会の運営などに取り組んでいました。
　協力隊卒業と同時に会社を設立しました。農業生産者のＩＴ化の推進や、地域プロデュース事業として、さまざまな団体の事務局となって支援を行っています。実現したいことは「人と人、企業と企業がつながり、新たな事業を生み、世界中の地域社会に貢献すること」です。

今後、取り組みたいことは？

設立した会社では、さまざまな団体の事務局を担っています。「くまもと地域おこし協力隊ネットワーク」もその一つです。今後は県内の協力隊の相談窓口や、隊員同士の横のつながりをつくるお手伝いができたらと考えています。
　また、菊池市で「コワーキングスペース」をつくりたいと考えています。コロナ禍でさまざまな場所で働く選択ができるようになってきました。そこで、人と人が集まる場所を一つ持つことができたらと考えています。

塾での学びが役立ったことは？

受講しはじめたころの僕は、まだ自分が何をしたいのか分からず、主に情報収集のために参加していました。いろんな地域に行き、さまざまなむらづくりの実践者からリアルなお話を聞くことができて、少しずつ自分がしたいことが見えてきたのが良かったです。
　県内在住の講師の方とは、その後のつながりもできました。今の仕事でも少し関わらせていただいている方もいて、人とのつながりをつくるきっかけにもなりました。

Message　～これからむらづくり活動を考えている方へ～

「学んだ後にすぐ実践」が大事だと思います。学ぶだけでは形にもならず忘れてしまうので、学んだ後にはすぐに何かの形にしてみることが重要だと思いました。下手でもいいので、まず形にしてみることが必要だと思います。