豊前街道未来創造

山鹿の伝道師

これまでのむらづくり活動は？

　千葉から山鹿に来て、10年くらい「山鹿もてなしたい」として、「おもてなし子ども公演」など、いろいろな活動をしてきましたが、一つの市だけでは限界を感じるようになりました。
　そんな時期に山鹿を含めた菊池川流域が日本遺産として認定される運びとなり、令和元年に「菊池川流域の恵み」体験協議会を立ち上げました。以前「九州沖縄農業センター」でのアンケート調査で、情報発信すれば必ず来訪につなげることができると確信しました。そこで、情報発信の拠点として「七七屋山本堂」を立ち上げました。

今後、取り組みたいことは？

　山鹿の情報発信の拠点として立ち上げた「七七屋山本堂」を核として、情報発信を行うだけでなく、地域の方々の交流の場としての活用も目指しています。今後は、高校生主役の町おこし「菊池川流域高校生サミット」と連携するなど、菊池川流域に住む学生や地域の人々が菊池川流域の魅力に触れ、地元への愛着を生み出す場所として展開していきたいと考えています。
　もちろん思いだけでは店を維持していくことはできませんので、菊池川流域の産品を揃えたコーナーも整備し、PRと持続的収益の両立を目指していきます。

塾での学びが役立ったことは？

　他の地域で活動されている方や講師の方々の話、事例に触れ、自分の知らなかった世界の話を知ることができました。現在取り組んでいる活動に、自分のツールとしてフィードバックでき、非常に役立ちました。
　また、自分の取り組みが具体的になるにしたがって、気づきのポイントが増え、アイデアが整理されることで、夢の実現が具体的に見えるようになりました。

Message　～これからむらづくり活動を考えている方へ～

地域に関わる活動を始めるにあたって、はじめはぼんやりとしているかもしれませんが、たくさんの人と出会い、こんな地域にしたいという明確な思いが固まってくることで、おもしろい地域をつくるという夢が広がってくると思います。